Page1 – 「動き始めた劇団ふぁんハウス」

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団長の独り言 2021.04.04

4月4日

「動き始めた劇団ふぁんハウス」

コロナ、コロナの1年だった。

昨年の8月公演が中止となり、

延期となった今年の1月公演も開催できるかどうか?

最後の最後まで分からない中、

感染予防対策を万全に、無我夢中で行い、

リベンジ公演は、大成功を収めた。

あれから約2か月。

劇団ふぁんハウスは

今年の7月公演に向けて動き始めた。

しかし、コロナってやつは未だに猛威を振るっていて、

なかなか「通常通り」ってわけにもいかないけれど、

目標をもって前に進まなきゃ始まらない。

元気に明るく、新年度に合わせ、

4月3日(土)より活動を開始した。

久々の稽古場。

ワクワクとドキドキをおさえつつ車を停めて、

稽古場へと足を進めると、稽古場の扉に続く廊下には、

楽しそうなメンバー達の声が漏れ聞こえてくる。

コロナ感染予防のため、開け放たれた扉から部屋を覗くと、

みなが一斉に「おはようございまーす」と笑顔を向ける。

いやはや・・・照れ臭いやら嬉しいやら・・・

何はともあれ、こうした状況下であるにもかかわらず、

芝居が出来る喜びをかみしめながら

ソーシャルディスタンスに、マスク姿が定着した

稽古場に身をゆだねる。

昨年の9月、

1月公演に向けての稽古を開始した時、

どうやったら

感染予防をしながら芝居の稽古が出来るのか?

まったくの手探り状態でのスタートで、

検温、手指消毒に換気。

そして、

お互いの距離の確保にマスクにフェイスシールドと、

やれることはすべて行い、恐る恐るの稽古の日々・・・。

はじめのうちはとってもやり辛く、

「こんなので芝居の稽古になるのか?」

という戸惑いがあったけれど、

人間は「慣れ」という強い武器があり、

何度も何度も繰り返しているうちに、

マスクにフェイスシールドでの稽古も

違和感がなくなり、ソーシャルディスタンスも

当たり前のようにおこなえるようになり、

その甲斐あってか、無事本番を終える事が出来た。

そんなコロナ禍を乗り越えての

演劇スタイルが身について、

今じゃ、誰が何を言うわけでもなく、

自然と感染予防対応が出来るようになったのは

いいことなんだろうけれど、

本音を言えばやっぱりマスクもなく、

久々の稽古場では大声で笑い合いたい。

まぁーそういう事も今はグッと我慢をして、

まずは新メンバーとなる澤さんにご挨拶。

とても穏やかな感じの方で、

今回演じていただく「佐々木」という

一見頑固だけど実は温かい人柄の役を

継承してくれそうな予感を感じさせてくれる。

一度完成した座組に参加するってのは、

これは経験した人じゃなきゃ分からない

重圧があるだろうけれど、

その重圧をも「お芝居が出来る」

という喜びに変えて、

メンバー達と打ち解けて下さり、

そんなとてもいい雰囲気の中、

まずは私から皆さんへのご挨拶。

「前回と脚本は全く同じですが、

同じ芝居を創ろうとは思っておりません。

全く新しい芝居に挑戦するつもりで、

皆さんも前回の事は忘れて、

でもセリフは忘れないで、

史上最高の『ざ・クリーン キーパー』

を創りましょう」

まぁーそんななんだか

偉そうな事を言いまして、

とにもかくにもリハビリを兼ねて、

久々の読み合わせを行ってみた。

意外と・・・って言ったら

皆さんに失礼かもしれないが、

2か月間のブランクを感じさせない

活きたセリフのやり取り。

皆さん、とにかく楽しさを体中で表現している。

この先、コロナの感染状況次第で、

また稽古場での環境が

変わる可能性もあるけれど、

とにかく前に前に!

どんな事があってもお客様の笑顔のために、

動き始めた劇団ふぁんハウスでありました。


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