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団長の独り言 2017.10.07

「よりいい作品を目指して!」

約2ヶ月ぶりの稽古だ!

だけど今日の私は、
朝から予定がびっしり!

まず朝3時半に起きて
仕事を致しまして、
仕事終了後一旦家に戻り、
私服に着替えて家で蕎麦を掻き込み、
一息つく間なく、ヘロヘロ状態で
都内某所の中学校演劇部への指導。

昨晩早く寝ればいいものを、
ジムでフルメニューをこなして
しまう・・・。

かるーく流すだけの予定で
ジムに行ったんだけど、

いざ行ってしまうと、
「つい」やってしまう・・・。

おかげで睡眠時間は3時間弱。

だから正直ヘロヘロ・・・。

それでも演劇部のみんなが
熱い眼差しで待ってくれて
いるのだから、
中途半端な状態で、
指導するわけにはいかない。

夏の公演時に睦子さんから
いただいた、
めちゃめちゃ効きそうな
滋養強壮ドリンクを
「グイッ!」と飲んで、
中学校の体育館へ向かえば、
ステージ上に
大道具小道具が並べられている。

やはり
本番を行う体育館での稽古だと、
緊張感が違う。

役者達も、
これまでのジャージ姿と違って、
素敵な衣裳を身にまとい、
気合い充分!

3時間という限られた時間内で、
照明と音響のタイミングを
修正する「場当たり」を
みっちり行い、
その後リハーサルを行えば、
毎年こちらの中学校の
演劇部にお邪魔して
いつも思う事だけど、
みんなダメがよーく通るので、
すごい速さでドンドン良くなっていく。

「素直」で「若さ」が
あるってのは、
こういう事なんだよね!

みんなと一緒に
芝居創りを行っていると、
疲れも吹っ飛び、
充実した時間を過ごさせてもらった。

本番は今月末!
応援に駆けつけますので、
最高のパフォーマンスを
見せてちょうだいね!

その中学校の指導を終えると、
今度は「ふきのとう物語」メンバー、
江浦さんのソロライブ会場へと向かう。

劇団ふぁんハウスでの
江浦さんとは違った面を
「これでもかぁ!」と見せてくれた。

様々なことを精力的に行っている
彼女にエールを送り、
これまた一息つく間もなく、
劇団ふぁんハウスの稽古場へ移動。

「どうもお久しぶりでーす」
「お元気そうで!」とか、

そんな挨拶が笑顔で自然に出るほど、
とっても嬉しい共演者達との再会。

こちらの稽古場自体は、
先週も受付スタッフ達との
ミーティングで来ているのだが、
芝居を行うための道具類を
セッティングすれば、
さらに心も引き締まる。

全メンバーが集合したところで、
まずは再演に向けて、
前回公演にお越しくださった
お客様からの声を参考に、
変更すべき箇所などについて、
皆で議論する。

しかし・・・
苦労に苦労を重ね、悩み苦しみ
やっとの思いで描いた脚本をね、
「いじくられる」というのは、
作者にとって結構辛い・・・。

だからと言って、

「つべこべ言われようが、
俺は、この脚本をいじるつもりは
サラサラない!」

と言えるほど、
自分の作品に絶対的な
自信があるわけでもないので、
様々なご指摘やご意見を、
真摯に受け止めようという思いは、
いつもある。

今回ももちろんそうなので、
私は自分の意見は極力控え、
メンバー達の意見に耳を傾けると、

例えば
「あの役があの設定だと無理がある」
という声もあれば、
「オリジナルの設定のままの方が
しっくりくる」
「大多数のお客様からは、
そういった意見は出なかったのだし、
従来通りの方がいい」

という意見も出て、

共演者同士、
私の脚本について、
熱く熱く議論を交わしてくれる。

みんな

「より良い作品にしよう!」

という想いからくる議論なので、
とてもありがたいし、
どの意見も「なるほど」と思う。

しかしある議論に対しては、
私がジャッジせねば
収まらないものもあり、

そこで私は、皆への遠慮を横に置き、
20年間、公演を成功させ続けている
実績を信じ、
一旦は変更を了承した箇所だが、
私の主張(わがまま)を
優先させてもらったところもあった。

ただね・・・
こうした議論を繰り広げると、
ややもすればみんなの関係が
ギクシャクする恐れもあるのだが、
この座組は違う!

よりチームワークが強化され、
この後に行った久々の立ち稽古では、
2ヶ月のブランクを感じさせない
テンポのいい、素敵な稽古となった。

稽古終了後、
みんなの充実した笑顔を見ていて、
板橋公演は、最高の公演になる!って、
思えた団長でありました。