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団長の独り言 2018.03.04

3月4日(日) 「始まりました」

久々の劇団の稽古が始まった。
ただ劇団活動自体は、
2月も細々と行っていて、
主要メンバー達は寒い中、
遠路はるばる稽古場に集合し、
第34回公演に向けての
受付スタッフとの打ち合わせや、
制作的な打ち合わせ、
あとは新しいメンバーとなる方との
面談等行っていたので、
なんだかんだいって、土日のどちらか1日は、
毎週、稽古場に集まっていたんですよ。

また、この「団長の独り言」の
執筆もお休みさせていただいて
おりましたので、

その間に8月に行う作品、
「夢めぐり」の脚本の見直し作業のため、
パソコンとにらめっこの日々でした。

そうなのです!
今回の公演は「夢めぐり」という
作品なんです。

この作品は十年前の7月、

「劇団ふぁんハウス
創立十周年記念特別公演」

と銘打って、赤坂区民センターにて
初・公演!更にこの作品をご覧になり、
とても感動して下さった
「八王子ライオンズクラブ」の
番場さんのご依頼で、
その年の12月、追加公演として
「八王子公演」も行った
思い出深い作品なのです。

その「夢めぐり」が10年間の時を経て、

「劇団ふぁんハウス
創立20周年記念公演」

と銘打ち、
開催する事になった。

10周年記念公演が「夢めぐり」で、
20周年記念公演も「夢めぐり」。
何年も「新作」「リバイバル」を
交互に上演してきた
劇団ふぁんハウスなのだが、
順番からいって今回の公演が
「夢めぐり」となったのは、
本当に偶然なんだけどね。

20年目に突入し、
10年ぶりに「夢が巡ってきて」上演するのが
「夢めぐり」。

気合いを入れ、
10年前の脚本に目を通すと、
やっぱり時代を感じる。

それでも内容自体は、
意外と大きな問題はなさそう。

そこで登場人物の年齢設定も含め、
10年の月日を修正しつつ、
20周年記念バージョンの
「夢めぐり」を執筆いたしまして、

昨日の稽古初日に出来立てのホヤホヤ、
印刷したてのホヤホヤの
仮・台本を皆さんに配った。

10年前の初演時に
出演していた鈴木千秋、小山恵子、
そして演奏を担当していた
アマティアズ以外の参加者達は、

「夢めぐり」

ってどんな作品?という状態なんだけど、
まずは大まかな、あらすじだけを説明して、
初見であるにもかかわらず、
読み合わせを開始した。

今回の公演脚本は、
当然ながら十年前に上演した
「夢めぐり」がベースなんだけど、
出演予定者の技量や、特徴など思い浮かべ、
ある程度「当て書き」をした。

(当て書き・・個々の役者の個性に
合わせて登場人物を描く事)

しかし、実際にそれぞれの
役者に読んでもらうと、
頭の中だけで
キャスティングしていたイメージと違う・・・
そこで、別の役なんぞも演じてもらいながら
読み合わせを進めて行けば、
なんとなーくイメージも膨らんできた。

そんな中、驚いたのが
今回最年少の太田愛依梨ちゃん。

ここ最近、毎年、夏休みになると、
我々は中学校の演劇部へ演劇の
指導に伺っているけれど、
彼女は、その
演劇部のリーダーだった。

数年前、最初に伺った時、
当時、中学生だった愛依梨ちゃんは、
作・演出、そして出演として
大活躍していたのだが、
現在高校2年生となり、
今回「夢めぐり」に
出演してくれることになった。

その愛依梨ちゃん、
昨日の初読み合わせを
聞いていると、中学校の頃よりも、
表現力も感性もすごくなっている。

そこで稽古を終えて
家路に着くと、
私は早々にパソコンに向かい、
彼女が演じる「千佳子」という役の
出番やセリフをかなり増し、
今日の稽古に挑めば、
新たなセリフをも
瞬時に自分のものにして、
イメージ通りの芝居を見せてくれた。

もちろん、他のメンバー達だって
負けちゃーいない。
初めのうちこそ、
探り探りで演じていたけれど、
昨日の初見での読み合わせとは
まるで違うパワフルな芝居の数々。

こうして、
今回も個性豊かな出演者達が
顔を揃えてくれました。

これからの稽古で、
当然のことながら私も含め、
メンバー全員が悩み苦しむ事も
多々あるでしょうが、

お客様の笑顔のために、
夢と希望と勇気をお届けする
お芝居を創りますので、

どうぞご期待くださいね。