Page11 –「前を向いて!」


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団長の独り言 2018.05.13

5月13日(日) 「前を向いて!」

「団長の独り言」なる稽古日記を書き始めて、
どれくらいになるのかなぁ?

最初は「代表のつぶやき」って
タイトルで書き始めた・・・。

もう19年以上も前の話。

あの頃はまだパソコンは持ってなくて、
確かメールを送る事が出来る
「ワープロ」を使っていた。

それで原稿を「あずま」に送ると、
パソコンでアップしてくれた。

今みたいに、誰でもかれでも
パソコンを持っていない時代・・・。

「あずま」は最先端の男だった。

確かあの頃の「あずま」は、
ウインドウズ95を使っていたんじゃ
なかったかな?
(あずま・・・劇団ふぁんハウスメンバーでは
なかったのだが、劇団立ち上げから、
劇団プロデューサーとして
何かと私をフォローしてくれた
劇団ふぁんハウスネームが「あずまたから」。
頼もしい奴で、高校時代の同級生で、
自主映画を一緒に撮った。)

当時の私からしてみたら、
ウインドウズってなんのこっちゃ?の頃、
彼はすでにパソコンを使って
色々なことをしていたのだ!

その彼のおかげで劇団ふぁんハウスは、
設立してほぼすぐのタイミングで、
ホームページちゅうものも持っていたのです。

約20年前だからね・・・
当然ながら、
今のように「ネット」を見る人は
ごくごく限られたマニアだけの時代・・

そんな中で劇団ふぁんハウスは
ITの世界に精通していたのです。(笑)

そういえばその「あずま」から、
パソコン通信ってものを教わったのも、
劇団ふぁんハウスを立ち上げる
少し前の頃だったかな?

パソコン通信っていうのは、
今で言うところの「チャット」みたいなもので、
知らない人とネットで繋がって、
電子版の文通が出来て、
しかもそれは1対1じゃなくて
多くの人が電子掲示板を介して参加し、
コメントを書き合う。

「夢心」ってハンドルネームを使って、
どこぞのグループに入って、
よく覚えていないけれど、
なんかの記事を書いて、
知らない人とコミュニケーションを
とっていたような気がする。

「あずま」から貰った
お古のパソコンでチマチマしていたけれど、
知らない人との電子文通は、
すぐに飽きてしまったように思う。

その後、
インターネットも見られるワープロを購入し、
「劇団ふぁんハウス」のホームページを
初めて見た時は、すごく感動したのを覚えている。

あれから数十年の月日が流れ、
ワープロは姿を消し、
パソコンがポピュラーなものとなり、
今では「スマホ」という
小さなコンピューターを誰もが
持ち歩く時代となる。

その時代の流れの中で、
劇団ふぁんハウスのホームページも変化し続け、
「代表のつぶやき」が「演出日記」となり、
そして「団長の独り言」へと移り、
現在の劇団ふぁんハウスがある。

その「団長の独り言」だが、
よくぞ、
毎週毎週休まず描き続けてきたものだ。

最初の頃は、
愚痴っぽい事を描いていたような時も
あったけれど、

「それっていったい誰に発信しているんだ?」

って気づき、

現在では、劇団の様子や
稽古場での雰囲気などを紹介しつつ、
毎週読んでくださっている方が
多少なりとも興味を持ち、
劇場に足を運んでみるかぁ!って
思っていただけるような内容にしようと心がけ、

どんなに忙しい時でも、
どんなにネタのない時でも、
ずっと描き続けてきた。

「劇団なんてもう辞めた!」

って思った時が
何度も何度もあったけれど、
それでも劇団ふぁんハウスの
お芝居を楽しみにしている方が
たくさんいてくださったから、

「団長の独り言」は元より
「劇団活動」そのものも
ここまで頑張ってやってこれた。

自分達の「お楽しみ」のためだけで
お芝居をしているという
認識で活動をしていたら、

何年にも渡って
行政の方がバックアップしてくださる
劇団にはならなかっただろうし、

そもそも劇団も20年間も続かなかったと思う。

「鍋をつつく友達が欲しいから
活動するのではなく、
熱意とやる気で本物の芝居をつくる」

なぁ~んてスローガンを掲げて、
立ち上げた劇団ふぁんハウス。

その想いは今も変わらない。

「プロ崩れが何を言っとんじゃ」

って思う人もいるだろう。

それでも私はブレないで、
何を言われようとも
ここまで続けてこれたのだから、
その事に自信を持って信念を貫き、

20周年記念公演も真剣に!熱く!熱く!

そしてお祭りのように
楽しい公演にしたいと思ってます。