Page16 –「笑顔のために」


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団長の独り言 2018.06.17

6月17日(日) 「笑顔のために」

チケットの販売を開始したと同時に
早速、ネットやメール、
はたまた直接お電話にて、
「待ってました!」とばかりに
チケットのご予約が相次ぐ。

販売開始と同時に、
こうして連絡いただく方々というのは、
ほとんど皆さん「常連のお客様」で、

中には
「今回も楽しみにしてますよ!」とか、
「前回の板橋公演は行けなかったから、
早く観たいです」といった嬉しいお言葉を
添えてくださる方もいらっしゃいまして、

そういった皆さんからの
メッセージが届く度に、心が熱くなります。

だから公演終了後は、
大勢のお客様へ心を込めて
ご挨拶をさせていただこうと
ロビーに向かうんです。

ただ、
劇団ふぁんハウス公演に
お越しくださった方ならば
お分かりかと思うが、

公演終了後のロビーは
かなりごった返しているので、
毎回お越しくださっている
すべての方々に挨拶出来ていないかもしれず、
失礼をしているかもしれませんので、
だからどうぞ!
遠慮なく私に声を掛けてくださいね。

さて、そのチケットの申し込みだけど、
初めてお申し込みをしてくださる方も、
今回も何組かいらっしゃいまして、

キスポート財団のご協力の元、
先日港区の小、中学校へ
配っていただいたチラシを
ご覧になってのお申し込みも
結構あり、

「昨年観に行ったお友達のお母さんに
『ここのお芝居は感動するよ!』って
勧められたので」
とのコメントを付けて
申し込まれた方もいて、
いやぁー本当に嬉しい限りです。

こうしたチケット販売の時期になると、
皆様の生の声が聞けて、
なんていうのかなぁ?
現実味を帯びるっていうのか、
すごく当たり前の事なんだけど、

「我々が稽古をしているのは、
チケットを購入してくださる
お客様のため!」

ってのを、思いっきり
実感する瞬間でもあるんですよ。

我々の劇団って、
偉そうな事を言えるほどの実力はないし、
大きな大きな有名な団体でもない。

そんな劇団なんだけど、
お越しになるお客様は
観劇日の予定を調整し、

今回ならば残暑厳しい中、
電車やバス等に乗って
麻布区民センターにお越しになり、
入場料をお支払いいただいた
チケットを握りしめ、
約2時間、我々のお芝居をご覧になる。

皆様の貴重な時間を
劇団ふぁんハウスのために
費やしてくださるのだから、
ご期待を裏切らない芝居を
目指さないとね。

それには、やはり
真剣に稽古をするしかないんですよね。

しかし、活動を続けるというのは、
なかなかしんどいものでして、
予算繰りも毎回厳しく、
当然ながら儲けなんてなくて・・・
おまけに役者探しも大変・・・。

「なんでそんな『面倒な事』を
続けてんですかぁ?」

って、外部の人から
聞かれる事もありますよ。

それでも、ずーっと続けてこれたのは、
「お客様の笑顔」と、
そして「メンバー達の笑顔」が
あるからなのかなぁ。

今回もね、
なかなかキャストが決まらず、
どうなる事かと思ったけれど、
それでも「絶対になんとかしたる!」って
いう気持ちを持ち続けていたら、
個性豊かな役者達が集まってくれました。

最初は息が合わずバラバラだったのに、
稽古をすればするほど
まとまってきてねぇー!
お互いの
コミュニケーションも取れてきたし!

そんな中、仕事の関係で
なかなか稽古に参加出来ていなかった
竹内の兄貴が昨日ボソッと稽古場に現れて、
それでボソッとした芝居をしているようで、
とっても味のある芝居を見せてくれつつ、
兄貴独特のユーモアセンスで、
稽古場の雰囲気を和ませてくれて、
随分と私を助けてくれました。

ただ今日の稽古では、
どうしたものか?

せっかく昨日の稽古では、
いい感じだったのに、
最初から全体のテンションが低く、
全然エネルギーを感じる事も出来ず・・・。

「何をやっとんじゃ!」って感じ。

これじゃーいかんと、
根気よくダメを出し続けると、
稽古も終盤にさしかかった頃、
後半部分を通してみたら、
温かい家族が現れた!

「やっぱり家族っていいなぁー」
「故郷っていいなぁー」

ってのが見えてきて、
とりあえずは「ホッ!」

よしよし、
次の稽古も楽しみな団長でありました。