Page18 –「素直な心に刺激を受けて」


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団長の独り言 2018.07.01

7月1日(日) 「素直な心に刺激を受けて」

昨日の土曜日は都内某中学校の演劇部へ、
今期2度目の指導に行ってきた。

朝8時半、最寄り駅の改札に
アマティアズ、鈴木千秋、小山恵子の三人と
待ち合わせをして中学校へ。

前回お邪魔した時は
6月10日だから約3週間ぶり。

前回伺った時は、
発声や滑舌の練習を面白おかしく行ったあと、
簡単な寸劇(エチュード)を、
3班に分かれて演じてもらい、
個性豊かで素直な芝居に触れて、
あっという間の3時間を
皆さんと共に過ごさせてもらったのだが、

今回の訪問は、7月に行う
「新人稽古場公演」の指導でして、
(本当のネーミングは
こんなのじゃないですが・・・)

ただその公演は、多目的教室(だったかな?)
という、ちょっと広めの集会室を使って
放課後に行うそうで、

10月に体育館で行う、本格的な
「演劇部発表公演」よりも、
規模はかなり小さく、
上演時間20分あるかないかくらいの短い作品で、

その「新人公演」を、
オールダブルキャストで行うのです。

ただ皆さん、
先日中間テスト?期末テスト?を
終えたばかりなので、
稽古そのものは、まだ2回程度しか
やっていないとのこと・・・。

「あの・・・まだ何も決まっていないんです」

と演出のYさんが申し訳なさそうに
言ってきたので、

念入りなウォーミングアップの後、
とにもかくにも見せてもらうことにしたら!

どちらの班も、みな台本を持っての
立ち稽古ではあったけれど、
もうすでにちゃんとまとまっていた。

これで皆さんが台本を手離せば、
それはそれで、
十分面白いものになりそうだったけれど、

せっかくだし、
「もっとこうしたほうがいい」
「もっとこんな動きにしたほうが、
迫力がでるよ!」

というような
アドバイスをさせていただき、
キャストの個性を生かした
芝居をどんどんつけていけば、

どの生徒達も、
私のアドバイスをすぐに理解をして、
そのアドバイス以上の芝居を
見せてくれたのでびっくり。

「やらされてます」

って生徒は一人もいない。
そこが本当にすごいところだね。

ただBGMに関しては、
曲もBGMを入れる箇所も
「悩み中」という事だったので、

ある程度生徒さん達の芝居が
固まってきたところで、
ピアノの前でスタンバイしている
アマティーのそばへ行き、

「◯◯◯◯のセリフのあとの長セリフで、
優しい曲をうまぁーくかぶせて!」

といったような指示をアマティーに出すと、

即興のピアノ生演奏で、
いい感じのオリジナルBGMを
さりげなく演奏し、
出演者の芝居を盛り上げていた。

この即興オリジナル曲をCDに録音して、
「音源」として演劇部の皆さんに
プレンゼントすることにしたので、
発表会当日は、音響担当の生徒さんが、
うまーく操作してくれることだろう。

ほんの3時間の指導だったんだけど、
皆さん、すごくいい感じとなり、
大まかな輪郭ができたので、
あとは稽古を重ね、
細かいところを修正すれば、
いい作品になる事、間違いなし。

本番を見に行きたいところでは
あるのだが、平日の放課後なので、
残念ながら応援に行けないけれど、
皆さんの活躍を期待してますねぇ。

さてさて、
今週の劇団ふぁんハウスも描かなきゃね。

竹内の兄貴が
稽古に合流してくれるようになり、
稽古場の雰囲気も、
ますますいい感じとなっている中、
昨日は、知人の松川さんが
ご見学にお越しになり、
今日は、
受付スタッフとして応募して来てくれた
森山さんがご見学してくださり、
両日とも「第3者の目」が光る中、
芝居の後半部分からクライマックスにかけての
「部分通し稽古」を行った。

本当はね、
ご見学者の方がお越しなのだから、
物語のクライマックスを
お見せするのはちょっとね・・

ましてや、まだ全然完成していない
デコボコした中途半端な
クライマックスなものだから、
なんともお恥ずかしい限りだったのだが、

稽古終了後に感想をそれとなく伺えば、
お二人とも感動をしてくださっていたようで、
ちょっぴりホッとはするが、

いやいや・・
まだ私のイメージどおりの
「夢めぐり」になっていない。
そこが今の最大のストレス。

劇団ふぁんハウス20周年記念公演
という歴史に名を刻む公演なのだから、
どうか、どうかここはひとつ、
皆さん、ご協力のほど、
よろしくお願いしますね。