Page23 –「20周年記念公演も大成功!」その1


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団長の独り言 2018.08.02-05 その1

Page23 –「20周年記念公演も大成功!」その1

劇団ふぁんハウス、
創立に20周年記念公演「夢めぐり」、
ミスも事故もなく、よくぞ終える事ができました。

今回も大成功!
その実感が時間が経てば経つほど、
じわじわと湧き出てくる。

今はホッ!としている。

ただ 細かいところでは、
「あーすれば良かった」
「こうすれば良かった」

と悔やまれる箇所はそこそこあるし、
セリフのミスとかへんな間等もあったので、

「完璧だ!」

とは言い切れないけれど、

ご来場いただいた方からの
メッセージ等を読ませていただくと、
大半の方が楽しんでくださったようで、
まぁー大成功って言っていいのかなぁ?
って思ってます。

そんな「夢めぐり」、
劇場入りから本番が終えるまでの様子を
今回もお届けいたします。

8月2日(木)

午前6時半、気温は30度を超える中、
数名のメンバーが劇団倉庫に集合し、
舞台監督の高橋さんの指揮の下、
積み込み開始。

数日前、
私は仕事終わりに倉庫に来て
運び出す物をまとめておいたので、
とてもスムーズに積み込みは終了する。

時計に目をやれば午前7時前。

劇場入りの時間が午前9時なので、
「かなり早く劇場につくかも」
と余裕のよっちゃんでトラックと、
鈴木カーが倉庫を出発したが・・・

お盆休み前の
花の都大東京は凄まじい渋滞で、
六本木にある劇場に到着したのが、
午前8時58分!

戸田から六本木まで
2時間近くもかかるなんて!
ありえない!

それでも一応はね、劇場入り時間に
到着したので良し!としよう。

劇場で待ち構えていたメンバー達が合流して、
えっさほらさのどっこいさ!で、
2トンロングトラック満載の
大道具・小道具を下ろすと、

トンテンカン、ドリュリュリュリューと
メイン舞台となる
「末吉家」の建て込み開始。

一方楽屋では、チラシやアンケート、
ファンクラブ入会申し込み書等の
パンフへの折込みと、
ファンクラブの皆様へお送りする
「団長の独り言」の製本作業を行う。

こうして、
出演者全員で手分けして作業するのが、
また楽しい。

今回の舞台は、
初めからある舞台面に「張り出し舞台」を
付け足す作業があり、
その張り出し面も含めた舞台面全体に、
リノリウムという床材を
敷き詰める作業もある。

普段はバレエ・ダンス等で
舞台を利用する時に使うものなのだが、
これを敷き詰める作業が結構大変なんです。

真っ直ぐ敷かなきゃいけないのに
重たいからすぐ曲がるし、
なかなか思うようにいかなくてね。

だけど美術の三井さんや大道具会社の方、
舞台監督の高橋さん達は慣れたもの。

お三人が的確な指示を出してくれるので、
あっという間に綺麗な床面が完成する。

今度はいよいよその上に
「末吉家」を建てていくのだが、

玄関から数尺高くなって、
廊下やリビング、そして和室があるので、
この床を仕上げるのに、そこそこ時間を要する。

一見、

「いつになったら
舞台セットが立つのかなぁ?」

と思うほどじっくり時間をかけての
立て込みだが、

いざ土台が決まれば、
あとは壁となるパネルをガンガン建てて、
玄関の扉や襖を入れたら、

「おおお!いつのまに」

ってくらい早い変化で、
とーっても素敵な「末吉家」が完成。

こんな素敵な舞台セットの中で
芝居が出来るのかと思うと、
ワクワクそわそわ。

舞台セットが完成したら、
照明さんによる色合わせ作業。

「シュート」って言うんだけど、
誰もいない静かな「末吉家」を
色取り取りの照明が舞台を照らし出し、

あれやこれやと調整作業をして、
そのシュートがある程度決まれば、
音響さんによるスピーカーの調整や、
音の出具合などのチェック作業が始まる。

先ほどまで、静まり返っていた舞台が、
様々な音楽が鳴り響き、一気に賑やかに!

そうそう、そのサウンドチェックが
始まってすぐなんだけど、
今まで収納されていた客席を、
出す作業も始まった。

背もたれも何もかも折りたたまれて、
まったく見えない状態で
劇場の後ろに収納されていたのだが、

スタッフさんが手元のスイッチを操作すると、
ゆっくりゆっくり座席が姿を現し、
順番に背もたれが立ち上がり、
あっというまに数百の客席が、
サンダーバードの基地のように
全自動で現れた!

その様を見物していたメンバー達から
拍手と歓声があがるほど、
何かのデモンストレーションを
見ているかのようで凄かった!

朝こちらの劇場に来た時は、
なーにもなかったのに、
10数時間後、麻布区民センターが、
「夢めぐり」ワールドに変身し、

19時、ほぼ予定どおり、
「場当たり」作業を開始するのでありました。