Page27 –「巡り巡って」(鈴木千秋)


『団長の独り言』PDFファイル(A4サイズ)
↓ こちらからダウンロードできます。
団長の独り言 2018.08.26

8月26日(日)
「巡り巡って」(鈴木千秋)

皆様こんにちは。
公演後の特別編ということで、
今週は『鈴木千秋の独り言』をお届けいたします。

それにしても、この夏は暑かったですね!
猛烈な暑さという言葉を何度聞いたことでしょう!

2年前の夏にひょっこり我が家に迷い込んで以来、
一緒に暮らしている愛猫のワクチン接種のため、
8月最終日曜日、動物病院へ行ってきましたが、
あまりの暑さに、猫もやや疲れた様子でした。

私自身は暑さに強いと思っていましたが、
時々熱中症になるので
(それも冷房の効いた室内にいるとき)、
大して暑さに強くないと自覚し注意していました。

駅からちょっと歩いただけで、
いや、ただ居るだけで汗だくになり、
体力を消耗するので代謝がいいからと過信せず、
水分・塩分・栄養を摂ってトレーニングして、
なんとか体力と健康を維持し、
夏の本番に備えました。

さて、8月初めに上演した「夢めぐり」は、
大勢のお客様にお越しいただき、
無事成功を収めることができました。

誠にありがとうございます!

公演期間中はお天気にも恵まれ・・・
いや、暑すぎて困るくらいでしたが、
豪雨災害に見舞われた地域もあれば、
観測史上最高の気温をとなった
地域もあるわけですから、
無事に公演を行えたことは
本当に有難いことで、
感謝すべきことだと心から思います。

「夢めぐり」は10年前に、
10周年記念公演と銘打って上演した作品で、
時を経て20周年記念公演として再演。

なんとも運命的な巡り合わせですね。
10年前は「夢めぐり」を再演することなんて
考えもしなかったですし、
前回と同じ百合子役を演じられるとも
思っていなかったので、
驚きとご縁を感じました。

役の年齢設定が10歳も上がっていたことには、
驚きに加え、
現実を突きつけられた思いですけどね(笑)

とはいっても同じ役なので、
衣裳ケースから初演で着た衣裳を引っ張り出し、
今回の年齢・時代に合っているかどうか
見ながら選びました。

ほとんど新しい衣裳になりましたが、
ベルトや靴などの小物を替えて、
2パターンくらい初演時の衣裳も使いましたよ。

どれも10年ぶりに袖を通す懐かしいものでした。

そんな中で一番迷い、
探したのがラストシーンの衣裳です。

それまでのシーンと
イメージを大きく変える必要がありました。

着替える時間がタイトな早替えで、
髪型も変えることになったので、
何度も練習して、
ご覧いただいたような仕上がりになりました。

再演作品ということで
懐かしさもあれば、
新しい出会いへのワクワクもあります。

出演者は10代から70代という
幅広い年齢層で、
とーっても久しぶりに出演する方、
初めてふぁんハウスに出演する方が多く、
たくさんの刺激をいただきました。

睦子さんと私は今回も母娘役ですが、
今まで演じてきたものと関係が違いますし、
団長・恵ちゃん・私の3人が揃って
兄妹役というのも意外な組み合わせで新鮮でした!

脚本の面白さや
アマティーの演奏の素晴らしさは、
初演時にも
お客様からの反響をいただいていましたが、

チームワークのいい座組で、
いい作品を創ろうという
皆の熱い想いが嬉しかったです。

今回、お客様からの反響で
「舞台セットが素晴らしい!」という声も多かったです。

正面から見ると「斜め」に
末吉家(すえよしけ)が建っていて、
とても奥行があり、
細部までの拘りある本当に素敵なものでした。

ちなみに、劇中で飾られていた
カレンダーやポスターは私が作ったのですが
(意外と小道具作りを担当することが多い!)、

美術の三井さんにOKを貰って、
舞台セットに飾っていただけて、
とっても嬉しかったのを覚えています。

さてさて「夢めぐり」を終え、
あらためて夢を追うのに年齢なんて
関係ないということ、そして諦めず続けることの
大切さと同時に難しさも感じました。

どんなに諦めたくない夢や目標があっても、
家族の事情や自身の健康等で、
抗えないものもあったりします。

だから、その時の環境や状況によって、
夢や目標が変化することがあっても
いいと思いました。

それでも心に夢や目標を持って生きていれば、
いつかは叶うかもしれないし、
生きる希望になるとも思いました。

そして夢を追う人だけでなく、
当然ながら応援する人にも夢があり、
周りの人に支えられ・協力があって
生きているということを忘れてはならないと、
ひしひしと感じました。

本番に至るまでの稽古期間は、
大変なこともありましたが、
会場いっぱいに広がる温かい空気、
お客様の拍手、涙、そして笑顔に会えて、
様々な苦労も吹っ飛びました!

夢と希望と勇気あふれる、
お客様に心から楽しんでいただける舞台を目指して!

さぁ、劇団ふぁんハウスの夢は
まだまだ続きます!
これからもどうぞよろしくお願いいたします!