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団長の独り言 2019.02.15

「感謝と努力!」(小山恵子)

「団長の独り言」をご愛読のみなさま、
こんにちは。小山恵子です。
おかげさまで、第35回公演「夢めぐり in 板橋」は
大成功を収めることができました。
年明け早々のお寒い中、劇場に足を運んでくださり、
誠にありがとうございました。

第35回公演「夢めぐり in 板橋」は、
劇団ふぁんハウス創立20周年記念・新春特別公演
そして平成最後の公演という記念すべき公演でした。

そのせいか、港区での公演に続いて二回目の
「夢めぐり」だったのにもかかわらず、
自分の中で大きなプレッシャーとの闘いでした。

見かけによらず心配性の私は、
私のミスにより記念すべき公演が
台無しになったらどうしようと
最後まで不安が消えることはありませんでした。

その不安は自分の出番ぎりぎりまで続き、
最終的に自分に言い聞かせて登場した言葉は
「落ち着け!集中すれば大丈夫!
これで死ぬわけじゃなし。」でした。

ふぁんハウスで何度も
舞台に立たせていただいていますが、
真剣に芝居を続ければ続けるほど芝居の難しさ、
本番は何が起こるか分からないという
舞台の怖さを感じる私です。

舞台に一度、出てしまってからは
不安なことを考える余裕は全くなく、
最後まで走っていった感じでした。
終演後の舞台挨拶の時は、
お客様の拍手で心の中がふわっと温かくなって、
お客様、舞台スタッフ関係者のみなさま、
そして演じた役にも「ありがとうございました。」
の気持ちでいっぱいになりました。

この感謝の気持ちは、
公演を続ければ続けるほど強くなります。
そして、次も頑張ろう
という気持ちにさせてくれます。

私は長いことふぁんハウスでお世話になっていますが、
20周年という歴史を思えば、
私が知っている事といったらほんの一部かもしれません。

でもふぁんハウスが創立した頃の話や
各公演ごとのエピソード、
その当時のメンバーの様子等々、
団長がとても詳しくヴィジョンが思い浮かぶように
何度も語り伝えてくださっているので
図々しいことを言って恐縮ですが、
昔からふぁんハウスと共に
20年を一緒に過ごして来ているような気がしています。

逆の言い方をすれば、
それほど私の人生の中で、
劇団ふぁんハウスでの演劇活動は
とてつもなく大きな存在となっています。

ふぁんハウスのメンバーになった頃のことは
今でも忘れません。
ビックリしたのはメンバーになって早々に
役をいただけたことです。

嬉しい、ありがたいと思ったと同時に、
他のメンバーのご迷惑にならないように、
まずは発声練習から始めて、
ついて行くのに必死でした。

また演技の面だけではなく、
ふぁんハウスの雰囲気に慣れて行かなくてはと、
意識していたのを思い出します。

とにかくふぁんハウスのメンバー一人一人の
個性やエネルギーが凄くてメンバーが皆、
同じ方向へ向かっているという
まとまりを強く感じました。

今思えば一人一人が「やる気」と「熱意」の
塊だったような気がします。
そんな方々の中、強いエネルギーを持って
やって行かなくては自分なんて消えてしまうのではないかと
常に危機感を持っていました。

また早く慣れる為にもコミュニケーションを取るために、
誘われなくても飲み会には絶対に参加していました(笑)。

入ってすぐ担当となった制作の仕事の一部は、
最初とまどいながらもチケットノルマなし、
役もいただけることを考えたら、
当たり前にやらなくてはいけない仕事だと思い、
心で泣きながら必死でやっていました。
恥ずかしながら、制作を担当して、
はじめて舞台づくりの仕組み、大変さを感じました。

ふぁんハウスでは演技面のことだけでなく、
いろいろな事を学ばせていただきました。

「できません。というのは役者として恥ずかしいこと。」、
「できないと言っている場合じゃない、
とにかくやらなくてはいけない。」

そんな言葉を器用でない私自身に
いつも言い聞かせています。
お客様の温かい拍手と笑顔を胸にして、
心の強さと決断力を目標に
日々、努力してまいります。

21年目に突入した劇団ふぁんハウス。
これからも劇団ふぁんハウスは、
強い情熱を持って走り続けて行きますので、
何卒よろしくお願いいたします。