Page22 –「無事、終了しました。」


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団長の独り言 2019.07.26

「無事、終了しました。」

苦労して苦労して、
もう完成しないんじゃないか?
と思っていた「新作」が完成し、
出演者が全然決まっていない状態で、
稽古場に数名集まり、
新作の読み合わせをおこなったのが
寒い寒い2月の事。

それから数か月。
ながーい梅雨も本番中に明け、
劇団ふぁんハウス第36回公演、
「明日への旅路」は、
無事終える事が出来ました。

今回もハラハラドキドキの毎日で、
反省点も数えきれないくらいありましたが、
お客様からの温かい感想をたーくさん頂戴し、
大失敗する事もなく、
何はともあれ「大成功!」って、
言える公演だったかな?って思います。

そんな「明日への旅路」の記録を、
何週間かに分けて、今回も日記形式で
お届けしたいと思います。

7月26日(金)

仕込みの朝、
天気予報では台風が近づいているとかで、
天気が安定しないとの事だったのだが、
朝6時の劇団倉庫近辺はいい天気。

しかし・・・暑い!
先週まではジトジトジメジメの天気で、
気温も20度半ばの状態だったのに、
いきなり「夏!」って感じになってしまう。

しかし、台風の中での積込みに比べれば、
夏なんだし、暑いのはしょうがない事。

そんな暑い早朝、倉庫へ向かう前、
昨日の疲れをとるためにコンビニに立ち寄り、
栄養アミノ酸ゼリーをギュッ!と飲む。

昨日の疲れというのは、
妻のお義父さんが25日の早朝お亡くなりになり、
その一報を聞き、昨日急遽岐阜へと向かったのです。

本来ならば、
私もお通夜・葬儀に参列せねばならない立場なのだが、
仕込みの日がお通夜で、本番初日が告別式・・・。
どうにもこうにも、
お通夜も葬儀も参列出来る状態ではない。

そこで妻と共に彼女の実家に到着した私は、
寝ているようなお義父さんに手を合わせ、
不義理をお詫びして、
最終新幹線で東京へ戻ってきた。

舞台スタッフであった妻も通夜・告別式
すべて参列しない覚悟でいたのだが、
そこは実の親なのだし、
彼女の穴埋めはみんなで協力すればなんとかなる!
いや、なんとかして見せるのが
劇団ふぁんハウスのチームワーク!

公演の事は心配せず、
心おきなくお義父さんにお別れをしてもらうため、
彼女には岐阜に残ってもらう事にした。

そんなわけで、
睡眠もほとんど取っていない状態で、
倉庫の積込み作業を行ったのだが、
みんなの笑顔を観ていると疲れも吹っ飛び、
頭を「劇団ふぁんハウスの団長」に切り替え、
本番成功に向けて
劇団ふぁんハウス丸は行動開始した。

積込みはいつになく順調に終わり、
トラック、平野カー、鈴木カーの3台は、
一路赤坂区民センターへ。

ただ・・・タイミングの悪い事に、
この日は東京オリンピックに向けての
交通規制テスト実地の日・・。

首都圏の各高速道路の入口閉鎖や
通行止めなど行う日だったので、
都内に向かう道路という道路は大渋滞・・・。

まぁーでも事前に分かっていたことなので、
積込み時間を早め、
余裕を持って倉庫をスタートした。

案の定、首都高速は大渋滞。
しかし!都心に近づくと、意外と混雑が緩和され、
結果的に搬入開始時間の1時間前には
劇場に到着する事が出来た。

思いがけない休憩タイムが出来たので、
みなコンビニに走り、各自、車の中で朝食タイム。

そして劇場集合のメンバーと合流し、
午前9時、搬入開始。

ここ赤坂区民センターは搬入口のないホール。
一般利用者と同じ入口からの搬入となるので、
かなり大変!

ある程度の大きさの道具類ならば、
人用のエレベーターで運べるが、
何せこちらの施設利用者も
利用するエレベーターなので、
そうそうエレベーターの独占もできず、
しかも大物のパネル等は入らないので、
非常階段かあるいは外階段からの搬入となる。

これが結構キツイんです。
ホールは3階だからねぇ・・・。

それでも、みんなで力を合わせて、
えっちらおっちら道具類を運び込み、
照明さんの吊り込みが終わると、
道具班は舞台美術の三井さん、
舞台監督の高橋さん指揮のもと、
テキパキと建て込みを開始すれば、
今回は、何から何までスムーズすぎるほど
スムーズに事が運び、みるみるうちに、
今回も相当おしゃれな舞台セットが完成したのでした。