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団長の独り言 2019.10.06

「いよいよ始まる新たな稽古」

今日は朝からソワソワワクワク・・・
なにせ約2か月ぶりに本稽古が
始まる日だからねぇ〜

夕刻、家を出る時間となったのでいよいよ出陣!
まぁ〜出陣?ってのは
大袈裟かと思われるかもしれないけれど、
今の私はそれくらいの心境なのです。

2月8日(土)、9日(日)の
「明日への旅路・板橋公演」が決定し、
今回もお世話になります
板橋区文化・国際交流財団の関係者の皆様、
劇団ふぁんハウス公演を
バックアップしてくださるファンクラブの皆様、
ボランティアスタッフの皆様、

そして劇団ふぁんハウス公演を
心から待ち望んで下さっている多くの皆様!

劇団ふぁんハウスを応援して下さる
全ての皆様のご期待に応える最高の公演にすべく、
何が何でも大成功させなきゃいけないという
責任が私の肩にズシッ!ってのしかかっているので、
稽古初日っていうのは、特別な想いがあるのですよ。

私はその「ズシリ」を噛みしめながら稽古場へ・・・
所定の場所に車を停めて、
少し向こうの方の稽古場を窓越しに見れば、人影が沢山!

自然と笑顔が出てしまう。
ガラガラガラーと扉を開けると、
夏休み明けで久々に同級生に会った子供たちのように、
笑顔いっぱいの大勢のメンバー達!
聞けばみんなも、

稽古再開を心待ちにしていたそうで。

そのメンバー達に交じって、
やはり笑顔で座っているのは、
今回より出演者として参加してくれる木村舞子さんと、
前回公演で役者にサックス・オカリナ演奏にと
大活躍したウォルフィー佐野さんの中学校からの
同級生で、ご見学者の深谷志帆さん。

木村舞子さんは、ウエムラアキコさんが主催する
「朗読稽古屋ことつぎ」のメンバーで、
9月に劇団ふぁんハウスで行った基礎訓練に
ウエムラ先生と数名のお仲間さんと共に
参加してくれまして、

「鋭い感性を持っている子だなぁ〜」

と感心していたところ、
この度出演をしてくれるという運びとなり、
本日よりの参加。

一方の深谷志帆さんは、
「稽古を見学してみたい」という方。

とてもキチンとされた身のこなしで、
会話する声もよく通り、何よりその声には艶がある。
芝居の経験は皆無とのことなのだが、
佐野さんから聞いて稽古の様子を
覗いてみたくなられたそうだ。

そんな話等を伺っていると稽古開始時刻となったので、

「では、始めましょうか」

と皆さんに声をかけると、
さきほどの「笑顔」が静かに消え、
どのメンバーも真剣な表情へと変化し、
稽古場は一瞬にして緊張感あふれる空間へと変わる。

約1か月半ぶりの本稽古。
まず「明日への旅路」の感覚を思い出してもらうために、
全メンバーによる「通し読み合わせ」を行う事にした。

幕開きはアマティーのピアノ演奏・・
そして佐野さんの「司会者」、
睦子さんと習志野さん演じる若き日の
「和世」と「加瀬会長」のシーンと続いていくが、
「読み合わせ」とはいえども、
ほとんどのメンバーは、
一度完成させて本番を迎えた役なので、
座って読んでいるだけとはいえども、
勢いがある。

みんな身体に役が染みついているって感じだね。

トントンと話が進んでいき、
新メンバー舞ちゃんの出番。

舞ちゃんが演じるのは、
「給食センターの主任・小坂」。

この役を演じていた小森昌子さんは、
仕事と芝居の両立が厳しい状態となり、
今回公演はお休みするという事を
1か月前から伺っていたので、
ご縁あって劇団ふぁんハウスに来てくれていた
舞ちゃんにお願いする事にしたのだが、
実はこの日台本をお渡ししたばかり。

舞ちゃんは前回の「明日への旅路:赤坂公演」を
お客さんとして観劇してくれていたので、
どんな内容かは把握はしているものの、
観ると演じるとでは全然違う・・・。

しかも出来上がったメンバーの中に入っての
稽古となるので、
役の人物がどういう役なのか?
芝居のテンポはどんな感じなのか?

全く分からない状態ではあったので、
かなり緊張しながら遠慮しつつ、
手探りでなんとかついてきてくれたので、
前半を終え、十分間の休憩中、
「もっとこんな感じで」とチョロチョロっとダメを出し、
後半に挑んでもらうと、

おお!そうそう!それ!
という芝居をすでにみせてくれた。

舞ちゃんにやってもらう事は
先週の時点で決まっていたため、
役の設定を小森さんの年齢から
彼女の年齢に変更したのだが、
ダメの通った舞ちゃんの芝居は、
自然な形で物語になじみ、
後半はとてもいい感じ!

そして、
物語はやがて最後のクライマックスへ。
あの時のあの感動が蘇る!

約2時間10分の読み合わせを無事終えると、
みなは「はぁー」というため息。

何のため息なのかは分からぬが、
予想していたよりも
「ちゃんとした」芝居だったので、
私的には安堵の深呼吸をする。

こうして!劇団ふぁんハウス丸は、
2月に向けて、
新しい「明日への旅路」の航海を始めたのでした。