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団長の独り言 2019.10.20

「やっぱり今回も進化してます。」

先週12日(土)は、
台風19号が接近していたので
稽古を休みにした。

翌日曜日は、いつも利用している施設が
台風の被害状況を確認するとの事で使用中止・・・
そこで他の区内の施設を探しての稽古だった。

初めて利用する施設という事で、
環境は変わっての稽古となったのだが、
欠席者1名のみで、すべてのメンバーが
顔を揃えての稽古となり、
充実した稽古を繰り広げる事が出来た。

その翌日の10月14日。
えーっとこの日は何の祝日だったかな?
あっ!体育の日だ。

確かに
連休になるのはいいのかもしれないが、
毎年祝日の日にちが変わるというのは
どうかと思う・・・

その日に意味があるからこそ
祝日になったわけで、
例えば体育の日ってのは、昭和39年10月10日に
東京オリンピックが開催されたから、
この日を「体育の日」としたわけでしょ?

10月10日は、
「晴れ」の確立が高い日だそうで、
(特異日ではないそうですが・・・)
だから、
この日をアジア初のオリンピックの開催日に
選んだわけでしょ?

実際、ほら今年も10月10日は
晴れたのに、14日は雨模様だったもんね。

各地では、この日(体育の日)に合わせて
運動会を開催していたけれど、
なんとなく愚図ついた天気だったので、
中止になったところもあるみたいだし・・・。
だからね、「連休になるから」という理由で
祝日の日にちを変えてはいけないんですよ。

と!そんな話はどうでもいい。
この日は、
都内某中学校演劇部へ出向き、
発表会に向けての指導をさせていただいた。

こちらの中学校演劇部の皆さんと
交流を持たせていただくようになってから
そうだなぁー5年は経つかな?

どの年度の生徒さんも、
とてもキラキラした目で

「演劇を学ぶぞ!」

というオーラをぶつけてくれるので、
私達も毎回真剣勝負なんだよね!

出来る事ならば部活のある日は
全て参加したいのだが、
部活は平日の放課後なので、
どーしても時間を作る事が出来ない。

そこで土・日の中から、
顧問の先生が日程を調整してくださり、
この5年間、演劇部のみんなと
汗を流しているのです。

さて、
そんな演劇部との先日の稽古だが、
この日は発表会が行われる
体育館を使っての最終調整の日だったので、
「場当たり」を行った。

「場当たり」とは、
照明のタイミングや色合いの確認や、
BGMや効果音のレベルチェックと、
音を入るタイミングの調整、
そして役者の立ち位置等も決めるという
「稽古場」では絶対に出来ない、
本番にむけての作業の事。

今年度、初めて演劇部の稽古場に
伺ったのは5月で、
その時は「初めまして」の
1年生を交えての基礎訓練だった。
次に伺った時は、
発表会に向けての徹底的な稽古で、
そして今回の「場当たり」が、
今期は三度目のアドバイス&指導となるのだが、
全メンバーの成長ぶりにビックリ!
あの状態からよくぞここまで!
というのが率直な感想。

そしてもっと感心したのは、
全員が気持ちをひとつにして、
「いいものをつくる!」
というチームワーク。

役者はもちろん、スタッフも誰一人として、
「やらされている」生徒さんはいない。

みんな活き活きしていて、
それぞれが、それぞれの
役目を真剣にキチンとこなしている。
だからこそ、
照明、音響係のスタッフさんへのダメ出しも
一発でとおる。
いやはやたいしたものですよ。

そんなみんなの
芝居にかける純粋さを噛みしめながら、
我々も劇団ふぁんハウスの稽古に挑む。

昨日今日の稽古場も、前回に引き続き,
いつもの稽古場ではないけれど、

こちらの施設は、
数十年前から第2の稽古場として
利用していたので、
言ってみれば勝手知ったる場所。

ただ、数年間、ずーっと改修工事で
使用出来なかったのだが、
その工事も終わり、数年ぶりに
利用させてもらう。

いつもの稽古場と違う場所でも、
明るく元気な今回の座組のメンバー達が
笑顔で集合する。

ほとんどが、
はるか昔の数十年前に中学生だった
メンバーばかりだけど、
エネルギーはこの前の中学生には
負けちゃーいない。

そんなメンバー達と共に行った稽古は、
かなり充実していた。

新メンバーが入った箇所は、
前回公演の時とは全く違った
雰囲気の芝居となるのは当然なんだけど、
前回の赤坂公演と役者が同じで、
セリフも全く変更していないシーンなのに、
稽古を進めていくうちに、次々と
新しい「想い」が私の中に沸き起こる。

例えば習志野さん演じる「加瀬会長」と、
千秋ちゃん演じる「博美」の二人のやり取りに

「にゃお〜」

ってセリフを増やしたくなったり、

恵ちゃんと美和演じる
「春琴閣の従業員」のやり取りも、
「こうしてみて!」「こうやって!」
とダメを出し続けているうちに、
全然違うシーンになっていたり、

橘田君演じる
「春琴閣の従業員・大木」の動きが!
あぁぁぁぁ〜すごい事になってきたりと、
まるで全く新しい芝居を創っているかの如く、
前回の芝居をなぞるシーンはほとんどない!

こりゃ〜この先、一体どんな事になるのか?
私にも分からない「明日への旅路」なのでした。