Page19 –「やったぜ!大成功だったぜ!」


『団長の独り言』PDFファイル(A4サイズ)
↓ こちらからダウンロードできます。
団長の独り言 2020.02.07-①

「やったぜ!大成功だったぜ!」

終わりました。
無事、終わりました!

今回は稽古も含め、
準備段階からとても順調だったので、
恐らく大丈夫だろうとは思っていたけれど、
それでも芝居は生モノ・・・
本当に何が起こるか分からない。

だからやはりね〜
本番の1週間前あたりから落ち着かず、
ややもすれば情緒不安定な状態でしたねぇ。

特に今回、
とっても神経をつかったのは体調管理。

巷ではコロナウィルスが
どうのこうので騒いでいるが、
それも確かに気をつけなきゃ
いけないのだろうけれど、
かなりマスコミが大袈裟に煽っている
傾向がなきにしもあらずじゃないか?
と私は個人的にそう思っているので、
コロナウィルスよりも、
インフルエンザや風邪による体調不良に
ならないよう、うがい、手洗いを徹底した。

それでも劇場入りの日から喉の調子が、
なんとなーく良くなくて、翌日初日の朝も、
ずっと喉の調子が本調子じゃなかったので、

「声が出なくなったらどうしよう!!」

とかなり不安な気持ちでいた。

結果として、私だけの事を言えば、
2回の本番では喉の調子も良くなり、
芝居そのもののトチリもなく、
役者・平野恒雄としては、
ホッ!って感じだったんだけどね。

ただ公演全体の事となると、
芝居全般、受付関係も含め、
反省すべき点がいくつかあった。

しかし今回もアンケート結果や、
直接いただいたメール等を拝見すると、
大勢のお客様に楽しんでいただけたようで、
そこは本当に良かった。

その「明日への旅路 板橋公演」の舞台裏を、
成功記念特別編という事で、
何週かに渡り、皆様にお届けいたします。

2月7日(金)

朝からとても良い天気、
しかし強めの風が吹いている・・・。

10時30分、劇団倉庫集合なので、
仕事を早引きさせていただいた私は
青空の中、車を走らせる。

「本日天気晴朗なれども波高し」

晴天の青空と風の中で、
こんな言葉がつい浮かんでしまう。

日本海海戦に向かう
秋山中将の心境とまではいかないけれど、
私の中では、
これから闘いが始まるって感じなので、
自ずと気合も入り、
この言葉が浮かんだのかも。

倉庫に到着すれば、
すでにトラックは到着していて、
劇団メンバーと舞台監督の高橋さんも、
みんな元気溌剌オロナミンCって感じ。
(なんか古いなぁ・・・このフレーズ)

昨年の11月に劇団倉庫は引っ越しをしまして、
以前のところよりも
かなり敷地が広くなったので、
倉庫の真下にトラックを横付けする事が
出来るようになり、
それだけでも、かなり効率がいい。

テキパキと積み込みを行えば、
余裕で作業を終える事が出来て、
平野カーと千秋カーに劇団メンバー達は分乗し、
いざ!板橋文化会館へ。

しかし・・・交通渋滞が結構激しく、
さすが金曜日って感じ。
それでも到着後、
みんなですき屋の牛丼を食べる事が出来たのは
良かった。

正直、昼食抜きで、
怒涛の搬入仕込みになるのを覚悟していたので、
米を食べる事が出来たのは何より。

昼食を終え、劇場の搬入口に顏を出すと、
竹内の兄貴がいて、
あとからあとから劇場集合組のメンバー達も
笑顔で集まってきた。

稽古場で切磋琢磨したメンバー達が、
こうして劇場入りの日に、
笑顔で集まってくれるってのは、
何ものにも代えがたいくらい嬉しいもの。

みんなが元気で集まってくれなきゃ、
大変な事になるからねぇ。

13時、定刻通り搬入開始。
板橋文化会館は、超巨大荷物用エレベーターが
トラックをつけるプラットホームにあるので、
劇場内への搬入もめちゃめちゃ楽。

そこで搬入と仕込みの仕切りは
舞台監督の高橋さんにお任せして、
私と恒士郎は、「明日への旅路」の主役となる
健康医療器具スリーミ─2122をお借りするため、
六本木にあるフランス総合医療株式会社へと
平野カーで向かうと、
ものの20分程度で現場に到着した。

社員のHさんを訪ねると、
最高の笑顔で出迎えて下さり、
お借りする高価なスリーミ─を平野カーに積込み、
その後約30分ほど、社長さんと今後についての
打合わせをさせていただき、
劇場に戻ると、すでに17時を回っていた。

急いで舞台面に行けば、
素敵な舞台セットが完成していたので、

舞台上に並べるソファーセット、カウンター、
そしてスリーミ─等をどこに置くのか?
というチェックを終了させると、
照明の色合わせが始まった。

その間、しばしの休憩できるか?と思いきや、
あれやこれやで、
あっという間に退館時間となる。

今回は昼からの仕込みであったにも拘わらず、
キチンと終わらせてくれるスタッフの皆さんには
頭の下がる想い。
予定表通り、物事が進むってのも、
さすが劇団ふぁんハウスのスタッフ軍団の皆様。
こうして、いよいよ
「明日」という日を迎えるのでした。