Page26 –「ざ・クリーンキーパー」(鈴木千秋)


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団長の独り言 2020.03.31

「ざ・クリーンキーパー」 (鈴木千秋)

満開の桜に季節外れの雪。
なかなか見ることの出来ない美しさがありました。
3月に入ってからも雪の予報があった為、
スタッドレスタイヤを交換するタイミングを
逃していましたが、
ようやくこの週末に交換出来そうです。

それにしても、
猛威を振るう新型コロナウイルス…
その影響で非常な事態となっています。

先行きが見えず、
なかなか予定も立てにくい状況です。

2月上旬の劇団公演・反省会が
無事に終えることが出来たのは良かったのですが、
報道などで入ってくる情報に心がざわつき、
胸を締め付けられるようなニュースも多く、
なかなかスッキリと心が晴れずにいます。

様々な葛藤のある中、
日頃から出来る限りの対策をして、
すでに決定している8月公演の準備を
粛々と進めて行かねばなりません。

感染対策として出来ることといったら、
今では誰もが知っている、
手洗いの徹底、マスクの着用、外出する前に体温を測る、
稽古場を使用する際は十分な部屋の換気、
座る席の間隔を空ける・除菌をする等々…。

私は大雑把なわりに几帳面なところもあるので、
やり過ぎるくらい徹底しなければ
いけないと思っています。

その上で状況の変化によって
臨機応変に対応する必要もあるし…
頭の中が慌ただしいです。

ところで、
こんなに長い期間マスクを着用して
外出することはなかったです。

冬は喉の乾燥予防、
風邪やインフルエンザ予防のためにマスクを着用、
その後は花粉症の症状が出たため、
引き続きマスク着用、そして現在。

ある日、車の中で一人で
発声練習をしようとしたとき、
以前より滑舌が悪くなっていることに
気づきました。

毎日マスクをしているため、
知らず知らずのうちに
顔の筋肉をあまり動かさなくなったのか、
マスクをとると表情が硬くなっていました。

それ以来、
今まで以上に発声練習や表情筋の
トレーニングをするようにしています。

不安な日々が続きますが、
暗い声、暗い表情をしていると、
余計に気持ちも落ち込んでしまいます。

ときには意識的に笑顔にして、
心が少しでも明るく穏やかになるように
したいです。

明るい性格になりたいなら、
手っ取り早く、外見から変える、
明るい色の服を着るといい、
なんていいますしね。

少しの意識で変わることも
多々あると思います。

さて、
38回を数える次回の劇団ふぁんハウス公演は、
「ざ・クリーンキーパー」。

今年8月14日(金)、15日(土)に、
板橋区立文化会館小ホールで上演予定です。

「ざ・クリーンキーパー」は、
2004年・2010年に上演し、
大好評をいただいた再再演作品です。

とある高層ビルの地下にある清掃員控え室を舞台に、
個性あふれるクリーンキーパーたちが
繰り広げる、笑いと涙の人情喜劇。

ちなみに2004年の初演を、
私は客席から一人の観客として観ていました。

アマティー達の
オープニングの生演奏に衝撃を受け、
感動し涙が出ました。

芝居もしっかりとしたストーリーで面白く、
気づけば夢中で観ていたのを思い出します。
その時は、まさか自分がそこにいる皆様と
一緒に舞台に立つことになるとは
夢にも思っていませんでした。

2004年の舞台を観劇し、
翌年の公演には、途中からでしたが、
参加することになりました。

ということは、
劇団に参加して15年になるのですね。
早いものです。

2010年の再演「ざ・クリーンキーパー」では、
なかなか弾けた個性のある役に
挑戦させていただきました。

その時の小道具で、今でもとってあるのが、
携帯電話と携帯ストラップ。

携帯ストラップといっても、
洒落た物ではなく、
ぬいぐるみとかじゃらじゃらついていて、
かなり電話し辛そうなやつです。

あともう一つ、とっておきのがありますが、
ネタバレになるのでまだ秘密です。

その芝居を観た知人から、

『今回は出ていなかったんですね』

と言われたくらいなので、
よほど普段の私とはかけ離れた
役だったのでしょう。

最初は苦労しましたが、
ある時から、
伸び伸びと演じられるようになっていました。

前回も出演していたメンバーは、
団長、竹内さん(竹内一善)、けいちゃん(小山恵子)、
美和ちゃん(平野美和)、鈴木、
そして音楽はアマティーです。

設定も現代に合わせて変更されているでしょうし
(ぬいぐるみがじゃらじゃらついた
携帯電話ではなく、スマホになっていたり)、
だいぶメンバーも代わるので、
今だからこそ楽しめる
「ざ・クリーンキーパー」になること
間違いありません。

皆様に心から楽しんでいただけるよう、
目前のことに精一杯取り組みます。

そして一日も早く、
安心して暮らせる毎日が戻るのを願います。

さて、次週からは団長・平野による
「団長の独り言」の再開です。

どうぞお楽しみにしていてください。