Page15 –「2020年7月13日(月)」


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団長の独り言2020.07.13

2020年7月13日(月)

ずーっと雨ばかりで、
今年は梅雨が随分と長い気がするが、
それでも日曜日は、真夏を思わせるような
太陽が顏を出し、気温も上昇して、
車の気温計も38度を表示していた。

「こりゃ!梅雨明けか!」
と期待したのも1日限り。

本日は、また雨が降るという・・・。

もう雨はいいよ・・・。
日本各地では、
大雨の影響でとんでもない事になっていて、
熊本、宮崎に親戚の皆さんがいる私としては、
なんともやるせない気持ちになる。

一方の東京では連日感染者数が
他県に比べて異常なほど多く、
見えない敵に怯えながら、
神経をピリピリさせて暮らす日々が
続く。

そんな中、シアターモリエールという
新宿の小劇場でクラスターが発生したという
ニュースが飛び込んできた。

シアターモリエールかぁ・・・。
もう34年くらい前になるかな?
こちらの劇場がオープンする直前、
劇場お披露目パーティーが行われたのだが、
そのパーティーに、
24歳の若造・平野恒雄も出席をしたのです。

「何故に平野恒雄が?」かといいますと、
当時私が所属していた劇団が、
「シアターモリエール」で公演を行う事が
決まっていたので、
その関係で招待を受けたと思う。

しかし普通ならば、この手のパーティーには
劇団の代表か、
先輩の誰かが行くものなんだけど、
どうして若輩者の私が行ったのか?
理由は覚えていない。

パーティーは立食形式で、
華やかな「レビューショー」が
あったのは覚えているが、
あとはどんな事をやったのか?
どんな人がいたのか?
そんで私はどんな振る舞いをしたのか?
全然記憶にない。

それでも電動で上がり下がりする
可動式の客席や舞台を
動かすデモンストレーションを見て、
「小劇場なのにすげぇーなぁ!」
と舞台装置に感動したのは覚えている。

しかし、私はその後、
そちらの劇団を辞めてしまったので、
結局シアターモリエールのステージには
立たなかったんだけどね。

それ以来、お客さんとして
知人の芝居に一度くらいは行ったかな?
その程度の拘わりしか持っていない
劇場ではあるのだが、

お披露目パーティーに参加したおかげで、
「シアターモリエール」といえば、
小劇場ながらすごい劇場ってのが
ずーっとインプットされて、
出演したことも利用したこともないくせに、
私の中では愛着のある劇場の部類に入っていたので、
今回のニュースは驚きだった。

ニュースやシアターモリエールの
ホームページを見れば、
コロナ対策はかなり万全だったみたいだけど、
しかし出演者の体調不良が分かっていながら
出演し続けたってのは、
やはりまずかったんだろうなぁ。

日をまたいで
何ステージもあったようだけど、
どの回でも観客にまで
感染者が確認されたという事だから、
コロナの感染力の怖さってのを、
あらためて思い知らされた。

それにしても、
せっかく演劇がボチボチ再開し始めた
矢先なだけに、「シアターモリエール」での
感染というのは、演劇界を震撼させる
相当ショッキングな出来事であるのは間違いない。

だって世の中の大半の演劇を行う団体って、
プロアマ問わず、
こうした小劇場での芝居を行っているからねぇ。

わが劇団ふぁんハウスの1月公演は、
シアターモリエールより
2回りほど広いホールで行う予定だけど、
それでも他人事じゃない。

とにかく今後の演劇を行う団体等の動向に
注視しながら、
共催して下さる行政の担当者の方と共に、
慎重に、慎重に物事を進めたい。