Page24 –「反省と感動」


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団長の独り言 2020.09.13

9月13日(日)「反省と感動」

先日、京都に行った時、
久々にタクシーに乗った。

実はこの私、人生において
数えるほどしかタクシーには乗った事がない。

必要に迫られないってのもあるけれど、
「タクシー=贅沢」って思って、
少年時代から生きてきたので、
それが身についてしまっているから
かもしれない。

そんな私が訳あって京都に向かい、
10数年ぶりにタクシーに乗った。

京都駅に着き八条口から出たら、
すぐにタクシー乗り場があったので、
一番先頭にいた
プリウスの個人タクシーに乗り込むが、
このコロナ禍の中、
「東京から来たってのを悟られると
嫌な顏されないかな?」
「地元の人じゃないと分かると
遠回りされないかな?」とか・・・
タクシーに乗り慣れないがゆえ、
色々不安がまとわりつく私。

おまけに「舐められちゃーいかん!」という
見栄っ張り根性も顔を出し、
ここは一丁、あえてコテコテの関西弁で

「すんまへぇーん、
○○まで行ってもらえまっかぁ〜」

と行先を告げるが・・・

普段の私ときたら、
プライベートで大阪弁で話をする時は、
「すんまへん」も「もらえまっかー」は、
まず使わないし、
それどころか大阪にいた頃ですら、
「すんまへん」や「○○でっかぁー」
なんて言葉は使わなかった気がする。

でも乗務員さんに
「この人関西の人やな」って思ってもらうために、
必死で「関西人を演じる」大阪出身の私。

イントネーションは
間違っちゃーいないだろうけれど、
どうかな?
相手は百戦錬磨の個人タクシーだしな・・・
私の臭い芝居はばれていたかもなぁ・・・。

そういえばタクシーに乗る前、
ちょいと現金も下ろしておこうと思って、
八ツ橋屋の店員さんに、
「ATM」の場所を尋ねたのだが、
その時も、
東京から来たってのを悟られないために、

「すんませぇん、ATMはどこにありますぅ?」

と関西イントネーションで尋ねた。

ただ・・・ここは京都駅なんだから、
ボチボチ
東京からの乗降客も増えただろうから、
そこまで気にしなくてもいいのに、
私はそーゆうところで、
変な気を使うから疲れてしまうのだ。

それでも店員さんは、
「そこのユニクロさんの角を曲がったとこに
ございますよぉ」

って、
すごくいい笑顔で教えてくれたので、
とっても癒された。

それにしても、「ユニクロ」にも
「さん」を付けるというところなど、
さすが京都やなぁーと感心する。

ほら京都って色々なものに
「さん」を付けるよね?

「八坂さん」(八坂神社)
「おはようさん」
「お月さん」
「お豆さん」
「お稲荷さん」等々。

そんな事を意識するってのも、
それだけ私も東京暮らしが
すっかり長くなったって事かぁ・・・。

で、タクシーに話を戻すけれど、
目的地に着き料金940円だったので、
1,040円出して100円のお釣りを貰おうと、
千円札1枚と、小銭40円を支払おうとしたら、
小銭は10円玉が3枚しかなくて、
あとは5円が2枚・・

仕方ないので10円玉3枚と
5円玉2枚で小銭を支払うと、
乗務員さんは、
100円の釣銭と私が出した5円玉2枚を
ぶっきらぼうに返してくれた。

おそらく5円玉はタクシーの釣銭としては
利用しないからなんだろう・・・。

私はコンビニで買い物する時、
いつもこういう支払いの仕方をするので、
タクシーの支払いでも、
つい馴染んだ支払い方をしてしまったのだが、

あの場合、
1,000円出して「お釣りはいいです」って
言ったほうがカッコイイ大人だし、
スマートだったと猛反省・・・。

「舐められないように」
と気合入れてタクシーに乗ったのに、
結果として、「セコイやっちゃなー」って
思われたに違いない。

まぁーいい勉強になりました。
今度、タクシーに乗った暁には、
940円の支払いに1万円札を出して、
「釣りはいらねーぜぇ。」
と言えるような大きい人間にならねば!
(えーちなみに帰りは、
ちょうど京都駅行きの路線バスが来たので、
それに飛び乗りました。)

そんな事よりも、
昨日は某中学校演劇部へ、
劇団メンバー数名と共に伺った。

コロナの影響で、
部活もずーっと中止になっていたけれど、
8月から活動が再開。

そこで「また指導を!」とのご依頼を受けたので、
中学生のみんなに会いに行ったら、
10数名の1年生の新入部員が入部していて、
大所帯となっていた。

5年前、我々が初めて伺った時は、
演劇部廃部の危機が迫っていたけれど、
よくぞここまで盛り返したものだ。

みんな今年は、
運動会も修学旅行も学習発表会も
合同連合発表会も全て中止になったのだが、
そんな中でも「芝居がしたい」と
多くの生徒が演劇部に集まったというのは
素晴らしい事だよねぇ。

私達は、そんなみんなに
「お芝居の楽しさ」を伝えるべく、
マスク姿でソーシャルディスタンスを
保ちながらではあるけれど、
生徒達と共に汗を流した。

1年生の時から活躍していて、
今や3年生になった現部長のK君、
Oさん、K君、H君は、
上級生としてすっかり貫禄がつき
とても頼もしかったし、

1年生2年生も
さすが演劇部の門を叩いただけあって、
もじもじしていても、いざ演じるとなると、
素晴らしく堂々としていて
キラキラと輝いていた。

あまりにもみんなが一生懸命なので、
2時間という時間はあっという間に過ぎ、
最後に一人ずつ、感想を発表してもらうと、

私達の不甲斐ない指導にも拘わらず、
とっても充実して、
とっても楽しんでくれたという事が
伝わる素晴らしい感想を、
しっかりとした口調で、
しかも簡潔に答えてくれたのには
感動したなぁ。

みんなから、今回も
元気をたくさんもらいました。

10月にまたお邪魔するので、
その時はまたよろしくお願いしますね!