Page26 –「出だしから、好調な稽古です」


『団長の独り言』PDFファイル(A4サイズ)
↓ こちらからダウンロードできます。
団長の独り言 2020.09.26

9月26日(土)
「出だしから、好調な稽古です」

1月公演に向け、先週より
本格的に活動を再開した劇団ふぁんハウス。

先週は、
新たなるメンバー数名が加わっての
初稽古だった事もあるかと思うけれど、
稽古開始前は固い雰囲気が漂っていた。

しかし打って変わり今日は、
稽古開始前から活気に満ち溢れている。

どうしてそう感じるのかな?
みんなが賑やかに
ワイワイとおしゃべりしているって事でも
ないんだけどね。

隣に座る人と何気ない会話をしている者もいれば、
静かに台本に目を落としている者もいるという風景は、
先週となんら変わらないのだけど、

全体的に
皆の緊張がどことなく溶けているのと、
先週、
ひとまず読み合わせを終えた際のいい感触が、
役作りの上で「やる気」を生み出し、
その「やる気」が皆さんのエネルギーとなり、
稽古場全体に
広がっているからなのかもしれないねぇ。

まぁー何はともあれ、
稽古開始前からこうしたいい雰囲気だと、
みんなの気持ちも明るく、益々高揚する。

これから本番に向け数か月間の稽古を経て、
ひとつの目標に向かって動くのだから、
明るい雰囲気の中で活動したほうが
いいに決まっている。

特に今は窮屈なご時世だから、なおさらだ。
でもね感染対策は万全にしつつも、
心は窮屈にならず、明るく!元気に!
爽やかに活動するに越した事はない。

その感染対策だけど、
劇団ふぁんハウスでは稽古場に入る際、
備え付けの消毒液で手の消毒をし、
それから測定器で検温をして、
検温器が示す体温を
鈴木千秋が用意してきた体温表に記入して、
今や服を着るのと同じくらい
当たり前となっている
マスク着用を義務付けている。

こうしたルールを徹底したうえで、
部屋の換気にも神経を使いつつ、
第2回目の読み合わせを行った。

まずは音楽担当のアマティアズの
ピアノの生演奏からスタート。

我が劇団ふぁんハウスでは、
最初の読み合わせから
最後の通し稽古に至るまで、
ピアノの生演奏が入るという、
とてもゴージャスな環境下で
毎回稽古を行っているのだが、

稽古の初期段階から生演奏が入るというのは、
他の団体では
なかなか無いんじゃないかなぁ?

しかもなんの打ち合わせもなく、
「まずはオープニング曲から!」と
いう私のいきなりの合図を受け、
なんの躊躇もなく、顔色ひとつ変えず、
初披露のオリジナル新曲を演奏し、

そのまま芝居に突入してからも、
役者の芝居に合わせて、雰囲気を掴みながら、
毎回、いい感じの
オリジナル・BGMを入れ込んでくるのは、
アマティアズだからこそなせる業。

そんな熟練・アマティアズの
演奏にフォローしてもらいつつ、
読み合わせを開始すれば、

どの役者も役のキャラクターを掴んでいて、
セリフのやり取りのテンポも良く、
今にも立ち上がって動き出しそうな
勢いある芝居ばかりだった。

それでも、ある程度読んでもらっているうちに、
「もっとこうして!」「そこはああして!」と
演出としての要望も次から次へと出てくるので、
丁寧に丁寧にダメを出すと、
そのダメにキチンと応えてくれる皆さん。

ただ、脚本上の矛盾点が数か所あったようで、
そこを出演者さんに指摘されてしまう・・・。

元々は今年の2月、Y・Tさんにお願いをして
私のつたない脚本を完璧に修正していただき、
とてもいい感じになったのに、
このコロナ休業の間に、
キャストの設定変更をせねばならない状況となり、
それに伴って、私が暇にかこつけ
脚本をちょこちょこいじくった結果、
一瞬、気づかないような矛盾点が
数か所、出てしまったんだよねぇ。

すぐさま修正したけれど、
いやぁー迂闊だったなぁー
と反省、反省。

そんな事がありましたが、
来週から立ち稽古に入る予定。

大袈裟なくらい感染予防に神経を使いつつ、
新しい形の稽古スタイルを模索しながら
進めていこうと思うけど、

今回のメンバー達となら
乗り越えられそうな予感のする、
とても実りある本日の稽古でした。