Page39 –「手応えのあった年内最終の稽古」


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団長の独り言 2020.12.27

12月27日(日)「手応えのあった年内最終の稽古」

コロナコロナで
振り回された1年だったけれど、
それでも細心の注意をはらいながら
劇団ふぁんハウスは稽古につぐ稽古を重ね、
あっというまに年末。

年末って事は本番1か月前。
より一層の感染予防万全のメンバー達は
昨日今日の稽古でも、
明るい笑顔で稽古場に集まってきた。

まずは昨日26日(土)の稽古では、
不安要素のある後半の部分通し稽古を行う。

部分通し稽古ではあるけれど、
大転換を行う場面が2度もあり、
その大転換に伴って役者達も
大忙しの早替えを行わねばならないので、
みな衣裳を着てスタンバイ。
どことなく気合が入っていて、
ユニフォーム姿で並ぶクリーンキーパー達は
なんだかカッコイイ。

これまで以上に、
「本気度」がアップしているようなオーラを
皆が出しているのは、決して気のせいじゃない。

ビンビン伝わる緊張感の中、
後半部分の通し稽古を開始した。

出だしはいい感じ。
人様にお見せ出来そうなレベル。

2度の衣裳の早替えも、
前回初めて早替えを行った時とはまるで違って、
格段に早くなっているのは、
「どうやれば早く着替えられるか?」を
皆が研究した賜物だろう。

ただ・・・
早替えが上手くいったはいいけれど、
ラストシーンまでたどり着いた頃には
集中力が途切れてしまい、
皆さんの疲れがドッと芝居に出てしまった。

これしきの事で疲れてしまっているようでは、
この先大変・・・。

あと「声」、そう「セリフ」が
聞き取れなくなる役者が続出。

セリフが聞こえなきゃ、
お客様に余計なストレスをかけてしまう。

当たり前の事なんだけど、
何を言っているのか
伝わらなきゃいかんでしょう。

役者達は、共演者が何を喋っているのか
全て把握してしまっているので、
セリフのボリュームがうーんと小さかろうが
活舌が悪かろうが、誰も特に気にする事なく
芝居は流れていく・・・。

演じているほうは
それでもいいかもしれないが、
セリフの聞こえない芝居を見せられたお客様は、
「セリフの聞き取れない芝居」を観る事に
疲れてしまい、居眠り大会へと進んでしまう。

小劇場と言われる
客席数の少ない劇場ならば通用する芝居でも、
赤坂区民センターのように
収容人数が400人というホールでの芝居ともなると、
小さな声の粒の立っていないセリフでは、
やっぱりあかんでしょ?

そこで休憩を挟んで、セリフに関する
基本の「き」となるダメを出し、
そこの部分の抜き稽古を行い、稽古は終了。

そして迎えた本日の日曜日、
まずは舞台美術の三井さんから
正式に送られてきた舞台図面を見ながら、
役者の動きの確認作業を行い、

次に前半の部分通し稽古を行うと、
出だしからテンポもいいし、
声のボリュームもオッケー!
それでいて変な力みもなく、
いい感じの幕開きで始まった。

すると、どうだろう?
本編に入る役者の芝居も魂が入っていて、
活き活きしたクリーンキーパー達が現れ、
いい雰囲気の中、稽古を終える事が出来きた。

完成にはまだもう少しだけど、
「こりゃーいけるかも?」って
手応えのある年内最後の稽古となったのでした。

次回の稽古は正月3日!
正月ボケして居る場合じゃないぞ!と、
己に気合を入れる団長でありました。