Page1–「さて!やるかぁ!」


2月22日(日) 「さて!やるかぁ!」

ほんの一週間ちょい前に
本番を終えたばかりで、
まだまだその大成功の余韻に
浸りたいところではあるが、

その次の公演は、5月29日(金)から
始まるので、頭を切り替え、
本日2月22日より、
新作「ようこそ!これからの青春」の
稽古がスタート。

・・・っと!その前に、昨日の土曜日は、
「夢のカーテンコール in 板橋」の
打ち上げを盛大に開催した。

まずは稽古場で、チケットの精算や、
何やらかにやらの事務的な作業と、
受付リーダーの大田原さん、佐々木さんを
交えての反省会を1時間ほどおこなって、
打ち上げ会場となる「山内農場」(という居酒屋)へ。

数か月間、ともに悩み、ともに笑い、
そしてともに感動した
「夢のカーテンコール一座」の面々は、
みんなキラキラした笑顔で、
この前の芝居の話に華を咲かせる。

特に各方面のスタッフさん達が、
我々が知らないところでの

「そんなことがあったのですかぁ!」

という話を聞かせてくれた時は、
どのメンバーも感心したり感謝したりで、
かなり盛り上がる。

たとえば、舞台監督の高橋さんは、
オープニングの時の照明があまりにも綺麗なので、
緞帳幕を上げる際、その綺麗で効果的な照明と
アマティーのピアノ演奏を、
さらに効果的にするために、
感性を研ぎ澄まし、

「ここだ!」

という絶妙なタイミングを見計らって
「ズバーン!」と緞帳のスイッチを
押す合図を送っていたという話や、

また照明の土門さんは、物語の最後の見せ場で、
演出効果として入れる拍手のSE(効果音)の前に、
本当のお客様の拍手が会場を埋め尽くした時に、
思わずグッ!と込み上げてきて、
震えながら照明を変化させる
フェーダーを上げたなんて話もしてくれた。

音響の野中君は、今回の打ち上げに
参加できなかったので、
あの「SE」を入れるタイミングを、
あえてずらした時の「思い」を、
ぜひとも日をあらためて聞いてみたいものだ。

それからなんといっても、予想をはるかに
超えた大勢のお客様への対応を、
臨機応変にこなしてくださった受付リーダーの
大田原さんと佐々木さんの話を聞いていて、

「受付スタッフの皆さんは、
あの大混雑の中でも、笑顔で対応をして、
混乱のない会場にしてくださったんだなぁー」と、
感謝の気持ちでいっぱいになる。

そのほかにも、ピンスポット2台を
的確に役者に届けてくださった
六工房のお二人。

舞台転換をおこなってくれた
江浦さん、美鶴さん。

今回も最高レベルの
アナウンスで音声ガイドをしてくれた
ボイスエマノンさん。

そのガイドを、
きっちり操作してくれた恒士郎。

公開リハーサルで大活躍をした、
美岐(みき)と美和。

そして素晴らしい舞台美術で
芝居をさらに盛り上げ、
その上、数々の気配りで、
とってもスムーズな舞台進行になるよう
アドバイスをくださった海老原翠さん!

こうした「平野組」のスタッフの皆さんが、
「平野スピリッツ」を理解して、

「公演を絶対に大成功させてやる!」

という強い信念のもと、
チームワークを組んで、
一生懸命になってくれたので、

役者も最高の芝居ができて、
最高の公演をおこなうことが
できたように思う。

そんな平野演出に、
ちゃんとついてきてくれた役者達へも、
「ありがとう!お疲れ様!」という
気持ちを込めて、一人一人(直筆で!)
メッセージを書き、そのメッセージカードを
「大入り袋」に忍ばせて、
この席でみんなに渡した。

本当にいい打ち上げだったなぁ。
劇団ふぁんハウスを16年と3か月!
続けてきてよかったなぁーと
しみじみ思えた最高の夜であった。

で!その打ち上げの翌日である今日は、
冒頭でお伝えしたように、
頭を切り替え、気持ちも切り替え、
5月公演に向けて、全力でスタートを切った。

入団希望者のお二人にも参加してもらっての
第1回目の読み合わせ。

まずは半分ノイローゼになりながらも
描き上げた新作の脚本が、
やはりどうにもこうにも長すぎるので、
先日、自らの手でバッサ、バッサ!と
カットした箇所を、約1時間掛けて、
皆さんにお伝えする。

いやぁー本当に今回もね、
この脚本を完成させるのは大変でしたわ。

稽古を進めながら、
脚本を完成させていくという
団体もあると聞くが、
どーもそういったことでは
私はビジョンが浮かばないので、

何が何でも読み合わせまでに、

「とりあえず完成させなきゃ!」

という使命感で、えっちらおっちら
時間を無理やり作ってはパソコンを開き、
先日の2月公演直前に
完成させることができた!

しかしねぇー
やっぱりねぇー長いんですわ・・・。

本当は、どのセリフも
カットしたくないのだけれど、
こればっかりはしょうがない。

セリフをカットされた役者も
辛いだろうけれど、作家が自らの手で、
愛おしいセリフ達をカットするのも
辛いのだ!

そういうことを理解していただき、
残されたセリフを丁寧に、
そして私のイメージ通りに
表現してもらえることを期待しつつ、
読み合わせを開始すれば・・・

全然面白くない・・。

物語を聞いていて飽きてしまう。

今回の脚本は失敗か・・?とも思い、
読み合わせを聞きながら、頭が痛くなる。

ただ、いずれにしても、
もっとテンポよく!シャキシャキと
私のイメージ通りの芝居をしてくれなきゃ、
脚本がまずいかどうかわかりゃーしない。

描いた私が飽きるようでは、
お客様へふぁんハウススピリッツなんて
伝わるはずもない。

次回の稽古では、もう少し「まし」な
読み合わせを期待したい。