Page16 – 「場当たり~初日の朝」
5月28(木)、29日(金) 「場当たり~初日」
5月28日 19:00
舞台面が仕上がり、次は役者の立ち位置、
照明の当り、音響等の確認をする場当たりです。
ブルーの夜の照明に丸い月が浮かんでいます。
綺麗ですねぇ。
場当りでは、役者は衣裳の早着替えの確認もします。
稽古場でどんなに本番の劇場をイメージして稽古していても、
やはり実際にはちがいますからね、
貴重な練習の機会でもあります。
舞台スタッフの江浦さん、
暗い舞台袖で、かすかな明かりを頼りに、
台本をチェック、次の転換に備えます。
長きにわたり劇団ふぁんハウスで活躍してくれていますね。
スタッフだけでなく、出演依頼にも対応してくれるのです。
楽屋にて、台本に目を通す団長。
脚本家、演出家、役者、そして劇団の代表と
いくつもの顔を持つ団長。
そのパワーにメンバーみんな引っ張られて、
いいチームワーク、そして劇団ふぁんハウスならではの
温かみのある舞台が出来ています。
そんな団長も、劇場入りしてからは、
頼れる舞台監督の高橋さんに全ての指揮を委ね、
役者に専念します。
そうそう、楽屋の化粧前(鏡前)には、こんな風に
各役者の名前が貼られています。
立派な楽屋で、有り難いことですねぇ。
さて、場当たりは順調に進み、早くもこの日は退館時間。
翌29日 9:00 初日の朝です。
今日は、場当たりの続き、ゲネプロ、
そして本番!!
昨日に引き続き長丁場の1日が始まりました。
全メンバーが劇場入りし、
まずは初日の恒例、
舞台上での成功祈願です。
ヒデさんが大きなよく通る声で、祝詞をあげます。
成功を願い頭を垂れるメンバーたち。
さあ、今日の戦いが始まります!!