Page25–「アマティアズの独り言」


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PDF 団長の独り言 2015.08.08

8月8日(土) 「アマティアズの独り言」

皆さま、暑さの厳しい夏を
いかがお過ごしでしょうか。
今回、初めて「独り言」を担当します
Amatiasです。

「私にとってのふぁんハウス」という
テーマということで、
ふぁんハウスと出会ってから
感じてきたことや、
ふぁんハウスに対する思いを
綴ろうと思います。

私とふぁんハウスとの出会いは、
2003年に上演された
「人生芸夢~夢のとおり道~」で、
今から12年前のことでした。

私はそれまでお芝居というものは
観たことがなく、
「どんな舞台なんだろうなぁ」と、
わくわくした気持ちで劇場に向かへば、
物語もさることながら、
生き生きと舞台で演じている
皆さんのパワーにすっかり引き込まれ、
感動の拍手を送ったものです。

その数か月後、劇団員とともに
学べる演劇基礎講座があることを
ホームページで知り、
舞台で演じていた方々と、
演劇を学べるチャンスなんて、
そうそうないとの思いから、
基礎演劇講座に参加。

何度か参加するうちに、
舞台観劇にも増して、すっかり
ふぁんハウスのファンとなりました。

次回作品がダブルキャストだったので
両方とも観に行こうと、
わくわくしていた矢先、
思いがけない転機が訪れました。

「音楽で参加してはいただけませんか?」

と団長からのお誘い!

今だから言えますが、
参加してみたいという強い気持ちは
あったものの、
全く予期していなかった出来事に、
実は最初はものすごく戸惑いました。

「あれだけ完成度の高い舞台に、
私なんかが参加してもいいんだろうか」

とか、

「音楽と言ってもクラシックしか
学んでいないし、本当にお芝居を
盛り上げていくことができるのだろうか」

という大きな不安があったからでした。

それでも大学生の頃、
色々な音楽をアレンジして、
会話の中に音楽を入れて遊ぶことが好きで、
練習に飽きると、
そんな遊びを行っていましたので、
これを武器にすれば、もしかしたら私にも、
なんらかの形で協力できるかも知れないと思い、
思い切って次回公演の参加を決意しました。

とにかくその時は無我夢中で、
少しでも劇団ふぁんハウスの一員に
近づこうと必死になって、
精いっぱい皆さんに付いて行く
努力をしたものです。

そして、一つの作品を一丸となって
作り上げていくスタイルに共感した私は、
願わくはこれからもこの環境の中で、
様々な作品を作り上げていきたいと
思うようになっていたのです。

平野作品には、
過去に団長が経験したことに
基づいて描かれていたり、
劇団ふぁんハウスの設立当初の
実話を盛り込んだりと、実に様々です。

そのテーマのほとんどが
日常に近い一コマを取り上げて
いることが多く、

それぞれの役の人物が、
生き生きと生活をしているさまや、
生きたセリフに共感する部分、
そして感情移入できる部分が数多くあり、
それらをストレートに感じることができるのも、
平野作品の魅力だと思っております。

私の役目はその作品に、毎回違った
BGMで魂を吹き込んでいくこと!

だから本番まで役者とともに
悩み苦しんでいると、
脚本の中の人物がヒントを
くれるということもよくあります。

稽古を重ねていく過程では、
数えきれないほど多くのことを学びました。

中でも、「音楽も一緒に芝居をして」という
ダメだしを受けることがありましたが、
最初はこの意味が理解できず、
苦悩いたしました。

稽古場は毎回が戦いの場なので、
楽しいことよりも辛いことや、
悔しいことの方が圧倒的に多く、
険しい道のりのはずなのに、
現在までこうして、
継続することができるのも、
一人でも多くのお客様へ
最高の舞台をお届けしたいという
思いはもちろんのこと、

平野作品も劇団のメンバーも、
本当に好きだという気持ちが強いからです。

どんなに日常生活でも、
精神的に疲れることがあっても、
劇団活動があると思うと
「よっしゃ!頑張るぞ!」と
自然と気合も入り、

いつしか土日の劇団活動が、
私の生活の一部となっていきました。

私にとっての劇団ふぁんハウスは、
生き甲斐そのもの!何よりの活力源です。

これからも、このモチベーションを維持し、
大勢のお客様に、
舞台を楽しんでいただけるよう、
皆で力を合わせ、突き進んでいきます。

今後とも劇団ふぁんハウスを、
どうぞよろしくお願いいたします。