Page27–「出会う、ふぁんハウス」(鈴木千秋の独り言)


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PDF 団長の独り言 2015.08.16

8月16日(日) 「出会う、ふぁんハウス」(鈴木千秋の独り言)

皆様こんにちは、鈴木千秋です。
お盆に入っても、まだまだ暑いですねぇ。
この夏は無性に海へ行きたい、
泳ぎたい(泳げないけれど)、
と思っていましたが、時期を逃しました。

一部の海では
サメやクラゲが発生しているようですので、
代わりにお芝居や映画をたくさん
観ることにします。

今年は戦後70年ということで、
戦争をテーマにした作品が多数作られています。
私も注目している舞台・映画があるので
観に行く予定です。

さて、
劇団ふぁんハウスに入団して早10年!
共演者さん、スタッフさん、サポーターさん、
そしてお客様。
たくさんの方々に出会いました。

なにより私自身、“花の20代”で
劇団ふぁんハウスに出会ったことは、
人生の進むべき道を、
大きく決定付けたように思います。

ふぁんハウスの一員として
高齢者施設や小・中・高校などを訪れ、
歌や演奏、芝居を披露して、
年齢や障がいの区別なく活動している
劇団ふぁんハウスのことを、
紹介することもありました。

その一つ、私が司会と歌、アマティーのピアノ、
当時トランペット担当の荒井君らと
高齢者施設を回っていたときのこと。

私がある曲をアドリブで歌い出したことに、
客席後方で観ていた団長をハラハラさせつつ、
笑わせてしまった記憶があります。

あ、もちろんその会は温かい空気に包まれ、
バッチリ成功しましたよ(笑)。

この夏も団長が講師となり、
私とけいちゃん(小山恵子)はアシスタントとして、
中学校の演劇部で演技指導を行っています。

キラキラとした瞳で、
生徒の皆さんが私たちを迎えてくれ、
そして演技指導が始まると、
団長が発するひと言一言に集中し、
すべてを吸収しようとみな真剣です。

団長は大きな身振り手振りで、
擬音を用いて、分かりやすく指導します。
「笑い」「驚き」「カッコいい動作」等の
演技を、見本として団長が演じれば、
皆さんから歓声が上がります!

このような指導が、
新鮮に映ったのでしょうねぇ。

私の通っていた中学校には演劇部はなく、
演劇鑑賞会もありませんでした。
映画鑑賞会でジブリ作品や、
その時話題の映画を体育館で
上映してくれていたのですが、
演劇との出会いはだいぶ後になってからでした。

ですから中学生の皆さんが、
多感な時期に演劇部に入り、
お芝居に触れていることは、
心が豊かになるということからも、
とても羨ましく思います。

こうした様々な方の元へ
お邪魔した際いつも感じるのは、
皆さんと向き合い、感性や心に触れることが
大事だということ。

それでも、こちらの想いをキチンと
伝えるということは、簡単ではありません。

私たちも素直な心で、皆さんと真剣に接し、
新たなる発見をしつつ、
皆さんと呼吸をするのです。

劇団ふぁんハウスのお芝居は、
「夢」「希望」「勇気」そして「元気」、
さらに「青春」がテーマですので、
一体感があったほうが断然いい!

一体感が生まれると、会場全体の空気が
変わるのを実感できます。

一方通行な自己満足の芝居ではなく、
今後も心に響く芝居を目指したいですね!

俳優の加東大介さんが
太平洋戦争で応召されたときの
体験記をもとに映画化された
「南の島に雪が降る」という
1961年の映画があります。

内容は、戦争末期、
救援物資も届かない最果ての地で、
疲弊した兵士たちを勇気づけるため、
演芸分隊を立ち上げ、公演を行うというもの。

その演劇には病状を回復させるような
希望があったそうです。

「衣・食・住」だけでなく、
時に演劇は心の栄養になるんですね。
心の栄養になるような
舞台に出会えたら幸せですよね。

そんな素敵な舞台を作るのが、
ふぁんハウスの目標です!

さてさて、4週に渡りお届けしてきた
劇団メンバーによる「独り言」、
いかがでしたでしょうか?

団長は夏休みのため…ではなく、
来年夏頃に開催予定の劇団公演に向けて、
ただいま脚本の見直し作業中です。

脚本の執筆は本当に大変な仕事なので、
(「脚本が仕上がれば、作品の9割は
完成だ!」と団長は言っている。)
ぜひ仕事に集中していただきたく、
久しぶりにメンバーによる
「独り言」を企画いたしました。

また時期をみて、
他のメンバーの「独り言」も
企画したいですね♪

9月からは団長・平野による
「団長の独り言」の再開です。
どうぞお楽しみください。

そしていよいよ演劇教室が始まります。
興味のある方は奮ってご参加くださいね。
お待ちいたしております。