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第10回公演 - 「新・カーテンコール」あらすじ

8年前、東竹現代劇養成所の卒業公演で主役を演じて、
「帝国劇場」で主役をやるのが「夢」だった津田有紀30歳・・。
それがどうしたことか・・今日の仕事は人以内村(ひといないむら)
発足100周年パーティーの司会・・。
パーティーと言ってもなにせ(ひといない村)、
参加者15人前後の家族対抗歌合戦なんだけど・・。

仕事が終わり、新人現場マネージャー大空由美と
演奏担当の智子とともに夜行列車に揺られている。
ワンカップ大関を飲み干しながら有紀は、もうべろんべろん!
未成年の智子もジュースでべろんべろん!

有紀
「 あーあ、もうこんな仕事やめる!」
智子
「あたしもやめる!」
有紀
「あたしはねぇ、女優よ、女優!本当は帝国劇場で、
『風と共に去りぬ』のスカーレットやってるはずなんだからな!
それがなんで、地図にも載っていない村のよっぱらいのおやじ相手に
「夜霧よ今夜もありがとう」なんてものを無理やりデュエットさせられなきゃいけないんだよ!
智子
「あたしだって、3才の頃からピアノやってたんだからなぁ、
横浜アリーナで、リサイタル開くのがあたしの本来あるべき姿なのよ!」

かくいう大空も劇団月光という日本でも歴史のあるメジャー劇団で
準劇団員にまでなっていたが、劇団員になれず挫折・・

3人の所属事務所はといえば、東京月島にある「日本イベント有限会社」。
会長が有紀のおばあちゃん、社長は有紀のお父さん。
その他に制作デスクの片町美加と、社員はたったのこれだけ。

そんな事務所に、ちょっとした勘違いと手違いから、
「日本武道館」でショーを行うという仕事が舞い込んできたからさぁー大変!!

社長
「・・・なるほど、先方はわが社の日本イベント有限会社と
大手のジャパンイベントカンパニーを間違えたってことなんだな。」
美加
「今ならまだ間に合うからさぁ、断りの電話入れよう。
でないとうちらが日本武道館で、ショーをしなきゃいけなくなっちゃうよ。」
有紀
「待って!これって、チャンスじゃない!
武道館が向こうからやってきたのよ。チャンスよチャンス!」
会長
「有紀、気は確かかい?」
有紀
「もちろん、人生にはねぇ、そうそうチャンスなんてもんは巡ってこないの。
やっと巡ってきたチャンスだって気が付かないで逃してしまう人がほとんどなのよ。」
美加
「だけどタレントは、あなたと智子だけなのよ。
どうやって、華やかなショーやろうっていうの?」

そこで召集をかけられたのは、養成所の元仲良し4人組。
しかし、その彼女たちはといえば、
今やメジャーなゲイノウカイとは程遠いインチキ占い師眞子、
フリーターからクリーニング屋店長になった京子、
旦那と二人で経営しているつぶれかけの「居酒屋門出」をなんとか切り盛りしている早苗。

ダンスも歌も、養成所の授業でチョロチョロとやっただけ・・。

有紀
「でもこれって最後のチャンスなのよ!」
智子
「私には1万人の大歓声が聞こえてきたの!」

悩んだ元夢追い人の仲良し4人組は、
安定した暮らしを捨てて、
愛する人と別れて、
忘れかけていた「夢」に向かって再び動き出した!! が・・・


忘れかけていた「夢」、諦めていた「夢」が転がり込んできたら?
あなたはどうしますか?

劇団ふぁんハウスの記念すべき10回公演「新・カーテンコール」!
どうぞご期待ください。


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